[BOOKデータベースより]
高群逸枝の柳田國男批判以来、婚姻史研究は様々な学問分野から議論百出の呈をなした。結婚決定のあり方や同居家族・居住形態の実像とは、いかなるものだったのか。平安貴族の婚姻儀礼や用語、邸宅伝領などを分析し、婿取婚から嫁取婚への変容過程を実証。高群説の批判的継承を企図し、当該期に家制度の萌芽と緩やかな父系社会への移行を展望する。
序章 古代・中世の婚姻形態と同居家族・家―『招婿婚の研究』の批判的継承―
第一部 婿取婚の成立と展開(平安中期の婚姻儀礼と家・家族;平安時代の天皇・貴族の婚姻儀礼;副臥考;平安時代の結婚と家族;補論 「嫁ぐ」のは誰?―言葉のジェンダー変容)
第二部 婚姻儀礼(三日夜餅―平安王朝貴族の婚姻儀礼の餅―;三日夜餅儀の成立と変容;『落窪物語』にみる婚姻儀礼;説話にみる平安貴族婚姻儀礼の成立;書使と後朝使の成立と展開;衾覆儀の成立と変容;敦康親王と具平親王女との婚姻儀礼)
第三部 嫁取婚の成立と同居形態(父入・初出仕・新婚行始の成立;婚姻儀礼の「親迎之儀」「迎車」史料検討―十二世紀から十三世紀への婚姻儀礼変容―;嫁取儀礼の成立―貴族と武士の婚姻儀礼の変容―;十三世紀の貴族層の婚姻居住形態―近衛殿を中心に―)
終章 九〜十三世紀の婚姻儀礼・居住形態―婿取婚から嫁取婚へ―
高群逸枝の柳田國男批判以来、婚姻史研究は様々な学問分野から議論百出の呈をなした。結婚決定のあり方や同居家族・居住形態の実像とは、いかなるものだったのか。平安貴族の婚姻儀礼や用語、邸宅伝領などを分析し、婿取婚から嫁取婚への変容過程を実証。高群説の批判的継承を企図し、当該期に家制度の萌芽と緩やかな父系社会への移行を展望する。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 国力研究
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年09月発売】
- iPhoneアプリ開発集中講座 2025ー2026
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2025年11月発売】
- あのひとの心に隠された性格の秘密
-
価格:1,485円(本体1,350円+税)
【2025年01月発売】
- [新書版]生きる意味
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年11月発売】
- [新書版]人間の本性
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年06月発売】




















![[新書版]生きる意味](/img/goods/book/S/87/723/330.jpg)
![[新書版]人間の本性](/img/goods/book/S/87/723/341.jpg)





