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[BOOKデータベースより]
幕末から明治初年にかけて締結された「不平等条約」は、いかに改正されたか。日本は、領事裁判制度撤廃の国際的合意をかちとりながら、それに反発する政府内外のナショナリズムによって、繰り返し条約改正交渉の挫折を余儀なくされた。明治初年の混迷を経て、本格的に改正交渉を行うようになった寺島外務卿と井上外務卿・外相期を中心に、条約改正を、法権回復交渉の停滞・前進としてではなく、行政権回復交渉の挫折、その結果としての法権回復への跳躍ととらえ、政治外交史の観点から解明する。
研究史と前史、視覚
[日販商品データベースより]第1部 行政における主権回復の試み(寺島宗則外務卿と税関行政;井上馨外務卿と警察行政)
第2部 法権回復への跳躍(条約改正予備会議;会議の間―日本の台頭と最後の暫定協定構想;条約改正会議―法権回復への国際的合意と国内対立)
総括と展望
「不平等条約」の運用をめぐる小さな紛争の日々から始まった、明治日本の威信を賭けた条約改正交渉のドラマ。近代日本最大の外交課題と言える条約改正交渉の変遷・進展を、国内の近代化との関連に留意しつつ描く。