[BOOKデータベースより]
すぐ隣の巨大な成長市場・中国に、5000を超える現地法人を持つ日本企業。苦戦することが少なくないといわれる中、成功例も見られるようになってきた。中国市場でユニークな成功を遂げる日本企業は、自らのビジネスモデルを、いかに移転しているのか。10の事例から共通項を探り、その論理に迫る。
第1部 総論篇(日本型ビジネスモデルの中国展開;中国における日本企業―一つの鳥瞰図)
第2部 事例分析篇(コマツ―GPSと現場の匠の育成;ダイキン工業―空調文化を伝え、人基軸を貫く;クボタ―顧客に張り付き、徹底サービス;日産自動車―過去を活かした迅速構築;京セラドキュメントソリューションズ―フィロソフィを中国へ)
第3部 論理構築篇(顧客インターフェイスの機能―情報と感情の流れを生み出す;補助的サービスの中核性―地味な差別化、豊かな成果;思考・感情ベースという意外なファクター―見えない下部構造を変える;モデルの背後に流れる原理―人の成長と深い蓄積を活かす;ビジネスモデルの再構成―環境を知り、環境を変えながらの翻訳)
すぐ隣の巨大な成長市場・中国に,5000超の現地法人を持つ日本企業。苦戦することが少なくないといわれる中,成功例も見られるようになってきた。中国市場でユニークな成功を遂げる日本企業は,自らのビジネスモデルを,いかに移転しているのか。その論理に迫る。
巨大な成長市場・中国において成功した日本企業の事業展開の背後に、どのような「論理」があるか。特徴的な10事例をもとに分析。