[BOOKデータベースより]
戦前期日本の革新的な企業家活動について、時代背景とともに多様な実像に迫って明快に描き出すケース集。現代社会において比重が増している非製造業分野にも光を当て、いかにして新産業を創出し、経営革新を断行して、産業発展の礎を築いたのかを解明する。
1 地方財閥の代表的形成者―貝島太助・太市(貝島財閥)と安川敬一郎・松本健次郎(安川・松本財閥)
2 紡績業の発展を支えた技術者企業家―山辺丈夫(大阪紡績)と菊池恭三(大日本紡績)
3 電気通信機ビジネスの発展を促した企業家―沖牙太郎(沖電気)
と岩垂邦彦(日本電気)
4 日本の新聞産業の発展と企業家活動―村山龍平(朝日新聞)と本山彦一(毎日新聞)
5 日本型CSRの源流となった企業家―大原孫三郎(倉敷紡績)と金原明善
6 百貨店創成期を導いた企業家―日比翁助(三越)と二代小菅丹治(伊勢丹)
7 船成金の出現と企業家活動―内田信也(内田汽船)と山下亀三郎(山下汽船)
8 都市型サービス産業の開拓者―五島慶太(東急電鉄)と堤康次郎(西武鉄道)
9 水産講習所出身の清廉経営の実践者―高碕達之助(東洋製罐)と中島董一郎(キユーピー)
10 財閥銀行の歴史的大型合併に関わった銀行家―万代順四郎(三井銀行)と加藤武男(三菱銀行)
日本の産業発展を導いた企業家・経営者を各章で2人取り上げ,時代背景とともに,その活動について対照させつつ明快に描き出すケース集。重要性を増している非製造業等にも光を当て,いかにして企業経営を行い,成長を促し,産業革命を成し遂げたのかを解明する。
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日本の産業発展を導いた企業家・経営者を取り上げ、時代の大きなうねりの中で、いかに活動してきたのかについて描き出すケース集。