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来るモビリティ産業を担うのは誰か?日・独のメーカーのコンサルティングを手がけてきた著者が、自動車ビジネスをモビリティビジネスへと脱皮させるためのフレームワークを提示する。IT業界で確立した「エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)」の枠組みを導入し、すでにモビリティビジネスへと舵を切りはじめているBMW、ダイムラー、アウディなどの企業の取り組みも挙げながら、これからの自動車企業がデジタル化の波に乗り遅れずに事業転換を図るための指針を示す。パナソニック、トヨタ、ダイムラー各社の役員からのコメントを巻頭言に収録。
1章 序論(デジタル化の重要性;本書の構成 ほか)
2章 エンタープライズ・アーキテクチャを取り巻く歴史的構造(移動手段の変遷;製品づくり ほか)
3章 今日の自動車業界―戦略・ビジネスモデル・アーキテクチャ(戦略;ビジネスモデル ほか)
4章 自動車産業のデジタル化―AUTOmobileからautoMOBILEへ(変革の時代にある自動車産業;autoMOBILEに向かうモビリティ産業のビジネス・アーキテクチャ ほか)
モビリティ産業の主役であり続けるために、自動車企業が打つべき一手は何か。日・独で複数の自動車メーカーの変革を担ってきたIBM技術理事が、業界の展望を踏まえ事業転換の指針を惜しみなく紹介する。