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[BOOKデータベースより]
いまも生きているブリューゲルの世界をフランドルの農村、野外民俗博物館、各地の図書館の貴重本室から“再発見”し、民衆の肉声を聞く。ブリューゲル研究でベルギーの国際賞を受賞したこともある森洋子氏の初の本格的アート・エッセイ集。豊富な図版の“言葉”にも注目。
第1部 ブリューゲルに魅せられて(われわれのブリューゲル;彩飾写本と稀覯本にみるブリューゲル絵画の源泉 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 イメージの舞台裏(中世・近世美術のなかの“民衆の声”;贈り主からのメッセージ ほか)
第3部 研究を通じての出会い(ベルギーへの稲作農機具の寄贈;ベルギーへの日本の大工道具の寄贈 ほか)
第4部 あすへの話題―わたしの研究余滴(「透明の衣」をつけた世界;見えない世界での遊び ほか)
ブリューゲル研究・ルネサンス美術史研究の第一人者・森洋子氏の初めての本格的アートエッセイ集。主としてブリューゲルやフランドル絵画にかんするさまざまな経験や発見のエピソードを披露しつつ、美術研究をつうじての人との出会いや交流を率直な筆致で語る。図版も豊富に収録。
目次
第一部 ブリューゲルに魅せられて
[1]われわれのブリューゲル
[2]彩飾写本と稀覯本にみるブリューゲル絵画の源泉
[3]ブリューゲルの子供たちと現代
[4]遊びは子供の文化
[5]虐げられた子供たち
[6]ブリューゲルの諺の旅
[7]ブリューゲル《ネーデルラントの諺》をめぐる古典探し
[8]ブリューゲルの“フリート”は悪女かトップガールか
[9]ウィーン美術史美術館に住む“ブリューゲル”
[10]ブリューゲル研究にとっての思い出の美術館
[11]日本人を魅了したブリューゲルの《干草の収穫》
[12]ブリューゲルの“顔”さがし
[13]ブリューゲルの「遺言」──《絞首台の上のかささぎ》が語る世界
[14]失われたブリューゲル(?)の《イカロスの墜落》
[15]ブリューゲルとその一族の出会い
[16]ブリューゲル二世の新発見《死の勝利》
[17]「ブリューゲル社」の秘密
[18]ブリューゲルと民衆の笑い──中世から十七世紀まで
第二部 イメージの舞台裏
[19]中世・近世美術のなかの“民衆の声”
[20]贈り主からのメッセージ
[21]ホガースの版画と十八世紀英国社会
[22]学問の道に通じる“遊び”
[23]美術品の強力な年代判定となる年輪年代法
第三部 研究を通たし──あとがきに代えて