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- 徳之島の民俗 2
-
ニュー・フォークロア双書 30
コーラルの海のめぐみ
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2004年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784624220303
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[BOOKデータベースより]
海岸をとりまくサンゴ礁の干瀬から沖へとひろがる徳之島の海。水稲作とともにシマの文化を育んできた海をめぐる信仰・習俗、漁法はじめ、季節感と仕事暦、聖地・神々・妖怪たちの伝説伝承、ハブの民俗など、シマの人生と豊かな民俗世界をつづる。
海―徳之島今昔
[日販商品データベースより]私のコーラル文化論
シマの構造
シマの四季
稲のアンジワタイ
ブレ星とチバハ
奄美に生きる母の歴史
妊娠・出産の習俗と儀礼
カンミィ考
ハブの話
闘牛の民俗
奄美諸島の中間に位置し琉球文化圏に属する徳之島。海岸をサンゴ礁の干瀬がとりまく徳之島の海は、沖遥かのネイラの神から贈られる海の幸の宝庫であり、水稲作儀礼にも密接に関係して多彩なシマの文化を育んできた。この巻には、変化に富んだ数々の漁法をはじめ、海をめぐる信仰・習俗や、星座・鳥・花草・魚など自然の動きを暦に営まれた暮らしの歳時習俗、聖地・神々についての伝説伝承、ハブの民俗、人生儀礼に関する記録などを収録。
目次
海──徳之島今昔
神聖なコバルト
ブラウンの輝き
コモリ
砂浜
神々の漁
ユイ木
イラブドウ
マシュタキ
ひらめ
グンジャ(鯨)
ウル
マルシ(刳舟)
イェロウ(竜巻)
石垣ゴモイ
私のコーラル文化論
はじめに
コーラルの海の基本構造
コーラルの海の漁撈習俗
チナキリ/コイ入り/魚スクイ/トー捕イ/サバ/
クンギ/ウル焼き/石切り/カラ潮汲み
シュクの寄り
稲作儀礼とシュクの寄り
シュクの寄らない現実の海
ひとつの視点
シマの構造
シマ
シマの発生とその形成
祭祀構造との関係/聖地の管轄/
ハマオリヤドリの位置とその意義/ハマオリヤドリの並び方
血縁共同体の組織
キョーデとハロジ/シキまたはヒキ
共同体の機能
血縁共同体の機能/地縁共同体の機能
シマの四季
はじめに
ウリジンのころ
ナガメのころ
夏キジャイのころ
アンダネィ/シキュマ/アキヌックヮの寄りもの/ミナクチ稲の儀礼/
フナカタ星/六月山羊/六月ウナンドリ/タナバタ/ブン/ハマオリ/八月十五夜祭り
シンギュミのころ
田ワク/九月九日/タンチョウの渡り/フンナイの種浸け/
麦の種蒔き/十月ノウ