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[日販商品データベースより]
PR誌「未来」での好評連載〈転換のディヴェルティメント〉31回分の連載に、関連する文章2本と書き下ろしを加えて構成する。前著『歴史のディコンストラクション』において人類や生きものとの「共生」への希望を語った著者が、2011年の東日本を襲った大災厄を踏まえ、人間存在の問題を世界大のパースペクティヴで哲学的にも状況論的にも論じ抜いた待望の論集。
◆目次
(第1部)
I 生きることを学ぶ
II 「意識【=】良心」を学ぶ――大学の責任
III 「表現なきもの」と「希望の秘儀」――批評の可能性
(第2部)
IV 症候の発明(1)――漱石『明暗』をめぐって
V 症候の発明(2)――一葉『にごりえ』をめぐって
VI 症候の発明(3)――日野啓三『夢の島』をめぐって
VII 災厄としての存在 ――ラカンの「アンティゴネー論」をめぐって
VIII 症候の発明(4)――デュラスの「アガタ」をめぐって
(第3部)
IX 〈歴史の終わり〉と〈日本〉――コジェーヴ再読
X 来たるべき、詩――パレスチナ・ノートより
XI Rain Treeをもとめて――大江健三郎『「雨の木」を聴く女たち』の余白に
(第4部)
XII 〈人間の終わり〉と〈フランス的モメント〉――コレージュ・ド・フランス講演
(第5部)
XIII カタストロフィズムとメシアニズム
補論1 リオタールにおけるユダヤ的なもの
(第6部)
XIV 〈歴史の天使〉の方へ――パリ講義
XV ブルー・カタストロフィー
補論2 ブリコラージュ的自由