[BOOKデータベースより]
本書は、うたごえバス、フォーク酒場、コミュニティ・ラジオ、映画音楽サークルを訪ね歩き、人生の実りの時を迎えた「ふつうの中高年」への質的調査を通じ、聴覚の個人史と文化的記憶が交わる想起のかたちを明らかにしたフィールドワークである。時間と空間を行き来する想起を「メモリースケープ」という概念で読み解くことで、従来のサウンドスケープ研究を批判的に乗り越え、聴覚文化研究の新しい次元を示す。メディアが画一化してきたノスタルジアへの反証として多様な想起のあり方を提示しながら、高齢化の進行で勢いづくノスタルジア市場に回収されることのない、「住まわれた記憶」が拓くパースペクティヴが立ちあらわれる。
第1部 消費と再構築―ノスタルジア市場と文化的記憶(走る走馬灯―うたごえバス;「あの頃」という名の駅―フォーク酒場)
第2部 想起と多声性―身体の記憶、習慣の記憶(音溝の記憶―コミュニティ・ラジオで第二の人生;耳で聴く映画―彼らはいかにしてサントラを愛するようになったか;音楽とメモリースケープ)
うたごえバス、フォーク酒場、映画音楽サークルなどを訪ね歩き、人生の実りの時を迎えた「ふつうの中高年」への質的調査を通じて、聴覚の個人史と文化的記憶が交わる想起のかたちを明らかにしたフィールドワーク。
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青春時代に聴いた音楽はどんなかたちで心に残るのか。音楽はなぜ「あの頃」を思い出させるのか。引き込むエピソード、膝を打つ分析。 青春時代に聴いた音楽はどのように心に残るのか。音楽はなぜ「あの頃」を思い出させるのか。若い日に聴いた音楽を第二の人生のよりどころとする人びとを、九州から東北まで追った。うたごえバスと東京の音風景、フォーク酒場でギターを弾く40代50代、コミュニティFMでDJをする戦前生まれと団塊世代、映画サントラ・コレクターなど、引き込まれるエピソードの数々。〈メモリースケープ〉という視角から取材をもとに分析し論じる。 [目次抄]走る走馬灯――うたごえバス/「あの頃」という名の駅――フォーク酒場/音溝の記憶――コミュニティ・ラジオで第二の人生を/「サントラ」サークルの栄華と衰退