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[BOOKデータベースより]
終末期医療の臨床における狭い意味での医療倫理問題だけでなく、死の教育や医療者教育、日本人のスピリチュアリティなど、今後のあるべき終末期医療を考える上で重要な人間の死や死生観をめぐる文化・社会的課題についても広く考察し、終末期医療をめぐる既存の概念や理論を批判的に問い直す。
医療にとって「死」とはなにか?
[日販商品データベースより]終末期ケアにおける意思決定プロセス
終末期医療の現場における意思決定―患者および家族とのかかわりの中で
高齢者における終末期医療
小児における終末期医療
植物状態患者はいかに理解されうるか―看護師の経験から生命倫理の課題を問う
死にゆく過程をどう生きるか―施設と在宅の二者択一を超えて
「自然な死」という言説の解体―死すべき定めの意味をもとめて
「死の教育」からの問い―デス・エデュケーションの中の生命倫理学
終末期医療におけるスピリチュアリティとスピリチュアル・ケア―「日本的スピリチュアリティ」の可能性と限界について
生、死、ブリコラージュ―緩和ケア病棟で看護師が経験する困難への医療人類学からのアプローチ
グリーフケアの可能性―医療は遺族のグリーフワークをサポートできるのか
医師が治らない患者と向きあうとき「見捨てないこと」の一考察
生命倫理の重要テーマごとに、最先端の研究成果の集大成を行う本邦初のシリーズ。第4巻は、今後あるべき終末期医療を考える上で重要な人間の死や死生観をめぐる文化・社会的課題についても広く考察する。