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[BOOKデータベースより]
日本人の科学者が書いた英語論文には、せっかく立派な研究成果であるにもかかわらず、英語による表現力が乏しく、その成果が十分伝わらないものが多い。本書の初版は、そのような日本人科学者の弱点をよく知りつくした国内外の方々が執筆にあたり、たいへん好評を博した。しかし、「タイプライターと墨入れペン」が主な手段であった論文作成も15年が経過した「コンピューターとインターネット」の現在では、一部その内容が時代に即さなくなってきた。そこで、第2版では初版の長所を活かしながら、電子化時代の現代にふさわしい最新の内容を盛り込んだ。英語論文を書くにあたってぜひ読んでおきたい一冊であり、辞書的にも使える座右の書である。
1 科学論文を英語で書くにあたって
2 英語論文を書く
3 日本人の英語によく見られる誤りとその避け方
4 英語圏科学者からの提言
5 図、表、写真の基本と作成
6 投稿原稿の作成と電子化出版
7 研究者と著作権
8 論文の投稿、査読、受理までの過程