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- 幕末の先覚者赤松小三郎
-
議会政治を提唱した兵学者
平凡社新書 1010
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2022年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784582860108
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[BOOKデータベースより]
赤松小三郎は、上田藩の下級藩士として生まれながら、江戸遊学を経験して、数学や蘭学、兵学などの学問を身につけ、いち早く英語とイギリス式兵制の重要性をみいだす。幕末の混乱のなか、幕府宛建白書の提出、京都での開塾など、藩を超えた活動を開始するが、大政奉還を前に、「幕奸」とみなされ、薩摩藩士によって殺害される。洋学者・兵学者でありながら、議会政治の重要性を説いた、知られざる時代の先覚者の生涯を追う!
プロローグ―幕末史から消されていた憂国の志士
[日販商品データベースより]第1章 上田藩に生まれる―学問に励む日々
第2章 勝海舟との出会い―長崎での日々
第3章 英式兵制と横浜居留地―内戦の勃発
第4章 幕末政局の舞台・上方に向かう―薩摩藩の接近
第5章 憂国の志士として奔走する―雄藩の合従連衡
第6章 非業の死―小三郎が夢見た新国家
エピローグ―赤松小三郎の遺産
洋学者・兵学者として激動の幕末を駆け抜け、薩摩藩士の凶刃に斃れた赤松小三郎。いち早く議会政治を提唱した、知られざる時代の先覚者が果たした歴史的役割とは何だったのか。