この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ブラームス
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2006年07月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2006年07月発売】
[BOOKデータベースより]
なぜベートーヴェンは、「楽聖」とまで呼ばれるようになったのか。ベートーヴェンの音楽そのものが「偉大」であったから、だけだろうか。本書はこの問に、19世紀後半から20世紀にかけて近代国家建設を急いだ日本、ドイツ、フランスの政治、社会、文化の状況に即して答えようとする。国家主義や民族主義、教養主義やロマン主義、さらには社会運動といった、「近代化のエートス」が生み出した様々な思潮が複雑に絡み合い、行政、教育、演奏、文学、社会運動といった場所で、ベートーヴェンは次第に「楽聖」へと祭り上げられていく。ベートーヴェンを頂点とする「西洋音楽史」という歴史叙述が、どのようなモメントによって生まれたのかを、豊富な資料と新鮮な視点から解明した音楽社会学の労作。
第1部 日本の近代化とベートーヴェン受容(日本の近代化とベートーヴェン;洋楽黎明期におけるベートーヴェン演奏)
第2部 近代ヨーロッパとベートーヴェン(近代国家とベートーヴェン;絶対性の希求とベートーヴェンの理想)