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- Monty23
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たとえ見た目は悪くとも、かりんとうは甘くてうまい庶民の味方
主人公は旗本の次男坊=日下雄征。幼なじみが注進のために切腹したという、その実はお家騒動?『差腹』。黒船騒ぎによる幕府の政策により火薬づくりがはやるが水車小屋で爆発・幽霊騒ぎ。戯作者・鈍亭魯文とその謎を探る『怪異』。頭の上がらない義姉の懐妊、兄に疑惑をもたれた雄征の縁談『見知らぬ女』。柳橋の芸者鶴次とのあらぬ噂から刀を捨てる決心をする『前夜』。そして大地震が江戸を襲った。地震の後、鶴次との再会。被害状況を伝えようという雄征と魯文の仲違。『かりんとう侍』の面目躍如たる最終章。飲み屋で絡まれ、結局深い付き合いになった魯文との掛け合いが面白い。若侍の揺れ動く心を描いた幕末青春物語。
[BOOKデータベースより]
日下雄征は旗本の次男坊、気ままな部屋住みの身だ。凛として色気のある芸者・鶴次と情を交わしたり、好物のかりんとうを囓って過ごしていた。しかし、黒船来航で大騒ぎの世の中で一抹の不安に駆られる。そんな時に出会った戯作者・鈍亭魯文と意気投合。二人は、雄征の幼馴染みの切腹事件や、爆発した水車小屋をめぐる幽霊話の真相を探るのだが…。進むべき道を模索する青年の成長と彼を支える人々の優しさが胸を熱くする極上の時代エンターテインメント!期待の新鋭が放つ幕末青春物語。
[日販商品データベースより]お家は立派、芸者には惚れられ、どうにも呑気な若様に、時代の荒波が襲いかかる…。進むべき道を模索する青年の成長と、彼を支える人々の優しさが胸を熱くする、極上の時代エンターテインメント。