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- 韓国問題の新常識
-
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2020年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569845937
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[BOOKデータベースより]
安倍晋三首相の辞任で、日韓関係が再び動きはじめた。両国間に長年横たわる、慰安婦や元徴用工問題に見られる国際法と歴史認識の対立構造をはじめ、輸出管理運用見直しをめぐる日韓の隔たりや国際世論戦の再燃。さらに武漢肺炎で顕在化した中国共産党と文在寅政権の関係の深化や、南北統一と朝鮮半島の非核化、日米同盟・米韓同盟の変質。問題はもはや二国間の枠を超え、アジアと世界に止めどない波をもたらしている。私たちはいかなる視座をもって、この混沌とした状況を見るべきなのか。日韓関係におけるニューノーマル(新常態)の考え方を有識者が指し示す。
「NO文在寅」を叫ぶとき(武藤正敏)
[日販商品データベースより]戦争と平和のコストを認識しているか(三浦瑠麗)
武漢肺炎―国民を習近平の犠牲にした文在寅(洪〓)
親日勢力清算のシナリオ(金敬哲)
国際法の日本VS歴史認識の韓国(篠田英朗)
「南北統一」という空論(呉善花)
「平和憲法」九条二項が融和を阻害している(本村凌二)
対立を招いたのは「外交の没落」だ(牧野愛博)
国際世論戦を想定せよ(渡瀬裕哉)
輸出管理問題に不可欠な国益の観点(川瀬剛志)
進まない非核化とトランプ劇場(古川勝久)
2020年9月16日、第2次安倍内閣が総辞職した。安倍晋三首相の在任期間は7年8カ月に及んだが、隣国・韓国との関係については波乱続きだった。慰安婦や元徴用工問題に見られる国際法と歴史認識の対立構造をはじめ、輸出管理運用見直しをめぐる日韓の隔たりや国際世論戦のプロパガンダ。さらに新型コロナウイルスの感染拡大とともに顕在化した文在寅政権と中国共産党の関係強化。加えて南北統一と朝鮮半島の非核化、日米同盟・米韓同盟の変質など、問題はもはや2国間の枠をはるかに超え、世界に負の影響をもたらしている。消え失せる「未来志向」と日本が打った「悪手」、外交不在のチキンレース、笑う中国とロシア。この混沌をいかに乗り越え、日韓関係のニューノーマル(新常態)を築くべきか。武藤正敏氏、三浦瑠麗氏、洪ヒョン氏、金敬哲氏、篠田英朗氏、呉善花氏、本村凌二氏、牧野愛博氏、渡瀬裕哉氏、川瀬剛志氏、古川勝久氏の11人が示す現在と未来。