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- クルミわりにんぎょう
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チャイコフスキー・バレー物語
児童図書館・絵本の部屋
The nutcracker.評論社
エルンスト・テーオドール・アマデーウス・ホフマン ジーン・リチャードソン フランチェスカ・クレスピ 小川仁央- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 1990年12月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784566004344
[BOOKデータベースより]
こんやはクリスマス・イブ。クララとお兄さんのリッツは、パーティのしたくで大いそがし。クララの大すきなおきゃくさん、ふしぎなドロッセルイヤーおじさんも、きっときます。どんなすてきなプレゼントをもってきてくれるのかな。クララは、まちきれないぐらいです。あたらしいおもちゃは、どんなまほうで、クリスマスをすてきにしてくれるのでしょう。
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみわり人形」は大好きです。
ということで、この絵本とセットのCDは何度も聞いています。
そのCDにもナレーションが入っていましたが、
実は演出によっていろいろなストーリーが存在するのです。
ということで、今回この絵本は初めて読んだので、少し違和感はありましたが、
また違った演出の作品を鑑賞した気分で楽しむことにしました。
クリスマス・イブ、クララは不思議なドロッセルマイヤーおじさんから
くるみわり人形をプレゼントにもらいます。
一風変わった人形は、からかわれて腕が壊れてしまいます。
手当てされたものの、心配で夜中に様子を見に来たクララは、
不思議な光景を目にします。
大きくなるクリスマスツリー、ねずみとの戦い、くるみわり人形の勇姿、
クララの勇気、そして、お菓子の国へ。
幻想的なバレエの舞台の雰囲気がとてもよく描かれていると思います。
原作であるホフマンの『くるみわり人形とねずみの王様』は、
実はなかなか難解なストーリーですが、
バレエ物語で関心を持ってぜひ一読してほしいと思います。(レイラさん 40代・兵庫県 男の子17歳、男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】