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- 今日の不安
-
さまざまな概念と臨床
文庫クセジュ Q1049
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510490
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[BOOKデータベースより]
不安になると人間はさまざまな症状を経験する。本書は、臨床における不安の症候学から、不安のモデル、生物学、精神分析、認知行動科学、いろいろな治療法といった今日の不安の諸相を概説する。臨床経験豊かな著者が、正常から病理まで遍在する不安を震央に位置づけて考察する。病める社会と人間たちに向けたフランス精神分析的思考の処方箋。
序論
[日販商品データベースより]第1章 臨床における不安
第2章 不安のモデル
第3章 不安の生物学
第4章 不安の精神分析的展望
第5章 不安の認知・行動理論
第6章 不安のいろいろな治療
「自由の眩暈(めまい)である」不安を臨床的に考察
うまく眠れない、喉が詰まったような感じがする、胃が締め付けられる気がする、息切れする、呼吸が苦しい。不安になるとこうしたさまざまな症状を経験する。著者によれば、不安は「精神生活における交差路であるとともに見張りの役割を担う」。つまり不安は、こころの不快や不調、ときに苦痛を伴う感情の最初の表れであると同時に、それらが解決されていない状態にあると教えてくれているのだ。
本書は、フロイトをはじめピエール・ジャネ、ウィニコット、メラニー・クライン、ラカンなどの業績を参照しながら、臨床における不安の症候学、不安のモデル、生物学、精神分析、認知行動科学、いろいろな治療法といった今日の不安の諸相を概説する。臨床経験豊かな著者が、正常から病理まで遍在する不安を震央に位置づけて考察した、病める社会と人間たちに向けたフランス精神分析的思考の処方箋。