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- またおこられてん
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2016年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784494016259
[BOOKデータベースより]
かあちゃん、ぼくのこときらいになってしもうたんかなあ。新シリーズえほん。
[日販商品データベースより]「かたづけや〜」「またうそついて〜っ」…ぼくがきらいなことだらけやから、母ちゃんがおこりんぼマシーンになってまうんやろか。けんちゃんは、おふろで父ちゃんに語りかけます。好きなものに囲まれていたかったり、母ちゃんに見ててほしかったり…子どもの気持ちをていねいに描き、おこったりおこられたりの毎日の中にある大切な自分の気持ち、家族を愛おしく想う気持ちを発見させてくれる絵本。おふろから出ると母ちゃんが…!
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かあちゃんに、おこられてばかりいるけんたろう。とうちゃんとお風呂に入るときに、つぶやきます。「ぼくな、いっぱい おいてあるのが すきやねん。ちらかってるん ちゃうねん。にんじゃごっこ、いっしょに してほしかってん。」「ぼくな、みててほしいねん。たちこぎで めっちゃ たかいところまで いけるねん。」だけど、かあちゃんはこう言うんです。「かたづけやー!」「まだやんのかいなー もうおわりにして!」って。子どもにとっては、気持ちを代弁してくれる絵本です。親には、身に覚えのあるセリフがぐさぐさと胸にささります。はみがき、きがえ、シャンプー、くすり、注射、夜のおしっこ……。子どもがきらいで、毎日スムーズにいかなくてひっかかること、たくさんありますよね。けんたろうは、「ぼくが きらいなことだらけやから、かあちゃんが おこりんぼマシーンになってまうんやろか。」と考えます。「かあちゃん、ぼくのこと きらいになってしもうたんかなあ。」絵本の中のとうちゃんの表情はのーんびり。お湯につかって淡々としています。けんたろうはちょっぴり落ち込んでいます。でも、なんだか平気そうでもあります。かあちゃんに愛されていることを、なんとなくわかってるからかもしれません。それでも……やっぱり子どもは「ぼくをきらいになったかな」と不安になります。本書は、おはなしの持つ力を大事に絵本づくりをしていこう、という出版社の思いがこめられた「おはなしえほん」シリーズの一冊。「子どもをめぐるうまく言葉にならないこと」をテーマに活動する小西貴士さんがおはなしを書き、『ボタ山であそんだころ』などの作品がある石川えりこさんが、親子を表情ゆたかに描いています。子どもの気持ちをほりおこし、寄り添うことを教えてくれるおはなし絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
しかられてばっかりのけんたろうですが、確かにお母さんもしかりたくなるような、あるあるシチュエーション。
生活の中で、いかに親の愛情を感じられるかが、けんたろうにとっては重要なのでしょう。
子ども目線で考えると面白い絵本でも、親として考えるとちょっと考えさせられる絵本ではあります。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】