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- 子ども・若者支援と社会教育
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- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784491034171
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[BOOKデータベースより]
序:子ども・若者支援における「社会教育的支援」の枠組み
[日販商品データベースより]第1部 子ども・若者支援の歴史的検討(社会教育・青少年教育関係専門職をめぐる歴史的経緯と社会教育行政の課題;20世紀後半からの“子ども”政策の二大潮流とその考察―「第三の領域」に視点を当てて;青年期に求められる自立に関する歴史的検討 ほか)
第2部 子ども・若者支援における専門性と専門職養成の視点(子ども支援実践における専門性の現代的構造―学童保育実践を事例に;社会教育における子ども・青年の人格形成支援の方法と支援者養成―こどものまち実践における大人の育ち;若者施設を基盤としたユースワークの展開とそこにおけるスタッフの専門性 ほか)
第3部 子ども・若者支援における社会教育的支援の実践と課題(地域子ども活動団体の現状と支援観―社会教育的支援とは何か;若者を居場所から仕事の世界へ導く社会教育的支援アプローチ;高校生の「社会的・職業的自立」を支援する社会教育行政の役割―都立学校「自立支援チーム」派遣事業が目指すもの ほか)
1990年代以降の新自由主義的な社会構造改革のもとで拡大した、格差や就労をめぐる環境の変化。それがもたらした若者の社会的移行の困難、子どもの貧困など、支援を必要とする状況への変化が存在している。
本書では、福祉・就労支援を含め、子ども・若者支援に関連する社会教育的なアプローチの歴史と実践を掘り起こし、その意義と可能性、そして課題について整理し、問題提起を行った。
1 支援を子ども・若者当人の問題として個人化せず、社会構造・総体として問題提起すること
2 支援を子ども・若者自身の主体形成の観点から再検討すること
3 目的論的に、経済的な就労支援に終始せず、社会における形成者・主権者としての自立の側面を重視すること
4 学習支援、生活支援、就労支援など、個々の支援分野のベースとなる考え方や知識を整理し、関連づけを指摘していること。
上記の4つの視点をもとに、ますます必要とされる子ども・若者支援のあり方を、多様な視点で検討する。