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- 愚行録
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2009年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488425036
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
人の言うことがいかにあてにならず、主観的なものなのかを重い知らされた一冊。ひとつの事象は、語る人によっていかようにも違ったものに見えてくる。
- 緋色
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解説は後に読みましょう。
この小説は、インタビューと女性の独白で形成されています。
インタビューでは同じ人の事を語っているはずなのに読んでいて受ける印象が全然違う。
良い人のようにも感じられるし、残虐な悪魔の人のようにも感じられる。
人間の多面性だとか、受け取り手のフィルターだとか様々なことを考えさせられる。
読後感はすべての事が一つにつながったのにとても後味の悪いもの。
また、解説にはとても納得させられた。
この本は、解説を持とうして一つの作品だと言わざるを得ない。
貫井作品らしい作品だったように私は感じた。
[BOOKデータベースより]
ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。確かな筆致と構成で描かれた傑作。『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第三の衝撃。
[日販商品データベースより]格差社会の醜さを描いた、ゆるぎない傑作!
ええ、はい。あの事件のことでしょ?――幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家4人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。確かな筆致と構成で描かれた傑作。『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第3の衝撃! 解説=大矢博子