- 物語の迷宮
-
ミステリーの詩学
創元ライブラリ Lや1ー1
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 1996年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488070052
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[BOOKデータベースより]
気鋭の仏文学者三人が、「探求」としての読書、「探偵」としての読者という視点に立ち、ミステリーという迷宮に踏み入った「読みの学」の試み。夢野、小栗、中井…「黒い水脈」の魅力を「読む」。日本の探偵小説論の白眉。
謎の物語から物語の謎へ―殺人とは無縁な(はずの)あなたへのプロローグ
[日販商品データベースより]第1章 閉じた迷宮と開かれた迷宮―あるいは「探求」のモルフォロジー
第2章 「物語の魔法」の物語―『ドグラ・マグラ』をめぐって
第3章 この世の王国―ミステリーの社会学
第4章 読者への罠―探偵小説のナラトロジー
第5章 意味のみの世界―あるいはレトリックの領域
第6章 器官なき身体=テクスト―探偵小説におけるパロディ現象
第7章 ペダントリーの饗宴―あるいは文学機械としての博識
物語の存在理由―生きのこる(はずの)あなたと私へのエピローグ
気鋭の仏文学者3人が、〈探求〉としての読書、〈探偵〉としての読者という視点に立ち、ミステリーという迷宮に踏み入った〈読みの学〉の試み。夢野『ドグラ・マグラ』、小栗『黒死館殺人事件』、中井『虚無への供物』、クリスティ『アクロイド殺害事件』、ジャプリゾ『シンデレラの罠』等を題材に、精緻な分析を展開する探偵小説論の白眉。