- シルヴィウス・サークル
-
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2002年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784488012885
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[BOOKデータベースより]
一九三×年、“さかしまの娘”と名乗る二人組の女性芸術家が造り上げたのは、エレベーター装置を組み込んだ巨大な芸術作品“プルースト・マシン”。それは一種の大パノラマで、支柱を中心に回転しながら上昇するシートに坐った顧客は、壁面に描かれた数々の絵画を目にすることで、彼岸的な至福の体験を味わえるという趣向のものだ。高等遊民・神野がパノラマ館を訪れた日、“さかしまの娘”の一人が自らマシンに乗り込んでみせる。数分後、役目を終えたシートはゆっくりと下降してきたが、シートの中の芸術家は冷たい骸と化していた。同時に財閥当主の射殺死体も発見される。突如起こった二重の惨劇に興味を覚え、神野は調査を開始するが、謎は昏迷を深めるばかり。そして起こった第二の事件―「蜃気楼に人間が殺せるものかね?」強靭な美学と幻想に彩られた、異才・迫光のデビュー長編。神野伶弐シリーズ第一弾。
[日販商品データベースより]自らが作り上げたパノラマの中で、女芸術家は死体となって発見された。高等遊民・神野は、死と至福が交錯するシルヴィウス・サークルの謎に挑む…。強靱な美学と幻想に彩られた異才のデビュー長編。