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[BOOKデータベースより]
東京大空襲―ひと晩で10万人が亡くなった史上最大の空襲の夜、奇跡的に生きのびた6歳の「わたし」の記録。戦争のほんとうの姿がここに。
[日販商品データベースより]わたし(千恵子)は東京・浅草の洋品店で育ちました。
チーコと呼ばれていました。
兄弟たちは疎開し、父親は戦争にいってしまいます。
1945年3月の寒い、風の強い夜、なんの前ぶれもなくやってきたB29爆撃機の大軍のために、焼夷弾で町中が焼かれ、わたしは母親と、母親が縫って作ってくれた人形をもって、無我夢中で逃げました…
10万人以上が一夜で亡くなった、世界最大の空襲・東京大空襲。
本書は、作者みずからの体験をもとに描かれた、初の本格的な東京大空襲の絵本です。
作者の塚本千恵子が少女時代に体験した、この空襲において、母親の犠牲により一命をとりとめた実体験を、息子の画家・塚本やすしが絵本にまとめました。
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目の前で母親が焼け死んだら、自分を守るために命を落とす様を見ていたら、その子はどの様に生きていくのだろうか。
実際に体験した悲しみを塚本千恵子さんが語り、息子さんの塚本やすしさんが描いています。
「戦争は嫌いだ」
塚本やすしさんの作品の中に、戦争反対の強い意思が引き継がれています。
忘れてはいけない作品です。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】