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- 悪魔の証明
-
なかったことを「なかった」と説明できるか
ちくま新書 1574
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2021年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480074003
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[BOOKデータベースより]
事実ではないことを「そんなことはなかった」と説明するのは、実際にあったことを立証するよりも困難だ。しかし人は往々にして、そんな「悪魔の証明」を他人に強要する。思い込みが先行した追及は、ともすると自らの挙証責任をないがしろにするので、相手に説明の「無限ループ」を迫ることになる。敵を混乱させたり、イメージ悪化を図るには有効だが、もはや建設的な議論や問題点の抽出は望めない。本書では、犯罪学や統計学、そして宗教学も参照しながら、悪魔の証明の正体に迫ろう。
プロローグ 悪魔の証明
[日販商品データベースより]1 犯罪を証明する手続き―「あったことを証明する」ことすら簡単ではない
2 挙証責任―立証の責任は誰にあるか
3 不可能性―社会的不可能と神学論争
4 非合理性―科学的判断と不思議な論理
5 間接補強証拠・要因―証拠とデータの判断、討論の決着
6 「なかったこと」の証明―武器になる反論とは
理不尽な「悪魔の証明」の追及は、建設的な議論や問題点の抽出を妨げる。では説明の無限ループを避けるにはどうするか。犯罪学、統計学、宗教学の知見から迫る。