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- フランス現代史隠された記憶
-
戦争のタブーを追跡する
ちくま新書 1278
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480069801
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価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2021年08月発売】
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ちくま新書 1278
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[BOOKデータベースより]
一国の今は過去を抜きに語れない。華やかに語られることが多いフランスも例外ではない。第一次大戦の激戦地では現在も、不発弾と兵士の遺体で住めない村がある。第二次大戦中のユダヤ人の強制連行への加担の事実は、その重さゆえに負い目としてフランス人の心にのしかかる。アルジェリア戦争を戦った現地兵「アルキ」への冷たい処遇は人権の国の根幹を揺るがす。それらが「悪に抵抗した少数の英雄」レジスタンスの記憶にすがりたい心情につながっている。歴史に苦悩するフランスの姿を、多くの証言から紐解くルポルタージュ。
第1部 第一次世界大戦(撃ち込まれた一四億発―不発弾処理;永田丸の記憶―同盟国だった日本とフランス;反戦の英雄―理想となったジャン・ジョレス)
第2部 第二次世界大戦(ユダヤ人移送の十字架―背負い続ける罪;「ヴィシー政権」―対独協力の記憶;悲劇からの出発―オラドゥール村の葛藤;レジスタンスとフランス―心の拠り所;ドゴール・フランス・アルジェリア―残った遺恨)