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[BOOKデータベースより]
二〇世紀は日本にとって、アジアで最初の近代国家となりながら、そのアジア全域を巻き込んだ戦争を引き起こし、二度の原爆投下と未曾有の敗戦を体験すると同時に、近年では奇跡的な高度経済成長に続いてバブル崩壊とその後の十年を超える長期不況に直面するという、実にめまぐるしい百年間でもあった。空前の豊かさと膨大な人的犠牲という強烈なコントラストに彩られたこの世紀は、その時代を体験した人間にどのように映ったのだろうか。優れた文明批評家として知られる著者が、この百年を再考し、新たな混沌が予感される現代を診断する。
プロローグ―私の二〇世紀(一九二〇年代の東京;劇的な科学技術の進歩;科学のもたらす恩恵と破壊 ほか)
[日販商品データベースより]第1部 「戦後」とは何だったのか(「戦後思想」を語る;ヒロシマ、アメリカ、そしてナショナリズム)
第2部 戦後思想史の中の加藤周一(成田龍一)(「戦後」思想家としての出発;『雑種文化』の視座;「六〇年」/「六八年」の世界像と自己像 ほか)
未曾有の敗戦から、奇跡的な高度成長を経て大不況へ。時代の風景は、自由な個人の人生に何を映し出したか。優れた文明批評家として知られる著者が、この100年を再考し、新たな混沌が予想される現代を診断する。