- 喫茶の歴史
-
茶道教養講座 2
淡交社
木村栄美
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784473041326
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[BOOKデータベースより]
平安時代に唐風の喫茶が伝わって以来、「お茶」は日常茶飯事としてつづいています。「茶の湯」という日本独自の文化が育まれる一方に、中国伝来の煎じ茶や煎茶が共存していました。そして、抹茶も煎茶も、その愛好者の理想像は、陸羽と盧同だったのです。
第1章 唐風喫茶文化(喫茶文化の幕開け;唐代喫茶文化 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 中世日本の喫茶文化(喫茶の普及と茶の役割;禅宗寺院における喫茶 ほか)
第3章 茶の湯と煎茶(茶の湯と煎茶の共存状況;近世初期の煎茶 ほか)
第4章 道としての喫茶(茶の湯・茶道・侘び茶の概念;千家と武家の茶 ほか)
〈喫茶の歴史は日本だけ、茶の湯だけでは語れない〉
〈新進気鋭の筆者によるW新しいW「茶道教養講座」全16巻。第9回配本〉
嵯峨天皇の時代に唐風の喫茶が伝わって以来、中世には茶の効用が知られて寺院を中心に茶が飲まれ始め、南北朝時代には茶が嗜好品となって、安土桃山時代に「茶の湯」という喫茶文化が大成します。日本の喫茶文化のなかでは抹茶に注目が集まりがちですが、禅院での喫茶にも煎じ茶は用いられ、茶の湯の時代にも煎茶は共存していました。そして、茶を愛好する人々の理想像は、いつも中国唐時代に『茶経』を著した陸羽であり、「茶歌」を詠じた文人・盧同でした。従来の研究では見落とされがちな煎茶にもしっかりと目を向けて、日本の「喫茶史」を語ります。