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[BOOKデータベースより]
在仏30年、上野万梨子のパリ暮らしエッセイ&レシピ。
1章 たんぽぽの綿毛―マリコちゃん、料理の先生になる
[日販商品データベースより]2章 夜明けのオニオン・グラチネ―パリは本当に美味しいのか?
3章 ご当地サラダの真実―頑固さんの地方料理を巡る話
4章 家庭料理はポポポのポ―本当に美味しいものは家にある
5章 キッチンの裏窓から―人生の歌が聞こえるパリ・アパルトマン暮らし
6章 パリのしっぽ―役者が揃った街で生き生きと暮らす
上野万梨子さんといえば、時代の変わり目にいた料理研究家だった。
フランスで修行をしたシェフが次々と帰国してレストランブームが巻き起こった1970年代後半、
パリのル・コルドン・ブルーを卒業して帰国、自宅でフランス料理教室を開く。
そのサロン的なクラスは一躍、予約の取れない料理教室となり、
多数の料理書を出版、TV雑誌などさまざまなメディアで活躍するいわば時代の寵児だった。
それが突然、1991年、拠点をパリ左岸に移す。
日仏をつなぐ、料理を中心にしたライフスタイルを執筆・発信しながら、足かけ30年。
唯一無二の料理研究家として今も独自のスタンスで活動する著者、待望の書き下ろしの料理エッセイ。
書名どおり、おいしいフレンチやとっておきのお話がぎゅっと詰まった1冊。
サラダやステーキなど、オリジナルのおうちレシピも併記された保存版。