この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 子どもの精神分析的心理療法の経験 新訂増補
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2015年10月発売】
- 精神分析から見た成人の自閉スペクトラム
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2016年11月発売】
- 児童養護施設の子どもへの精神分析的心理療法
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2018年11月発売】
- 子どもと青年の精神分析的心理療法のアセスメント
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2021年05月発売】
- 心理療法の下ごしらえ
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2014年11月発売】
[BOOKデータベースより]
第1章 がんを患う最前線
[日販商品データベースより]第2章 がんと心理療法の試み
第3章 がんが病院の対人関係に及ぼす影響
第4章 身体のさまざまな領域で起こるがんとこころの反応
第5章 こころに強い影響を与える痛み
第6章 恐怖とトラウマ―真実を告げられるとき
第7章 NHS「総合」病院における精神分析的心理療法
第8章 病院におけるグループ・プロセスを検討する
がん患者への心理的ケアの本質を明かした名著がついに初邦訳。
病院においてがん患者をひとりの人間として扱えなくなる、患者の疎外という根源的な問題がなぜ起こるのかを喝破し、人間の尊厳に向き合う心理療法事例を多数示す。病院に心理職が入る最初期の実践者であった著者が、周囲の無理解に直面しながらも、人の尊厳を見つめ続けるその透徹した視線と筆致には、かつて収容所で人間の本質に向き合ったフランクルにも通じる静かな迫力が宿る。
現代もなお解決をみない疎外の問題に向き合い、がん患者への心理的ケアを根本から向上させる必読の書である。
原書名:Psychotherapy and the treatment of cancer patients: Bearing cancer in mind