この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- はじめて学ぶ中国思想
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2018年04月発売】
- 井筒俊彦の東洋哲学
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2018年09月発売】
- 東洋哲学の構造
-
価格:7,480円(本体6,800円+税)
【2019年04月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2018年04月発売】
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2018年09月発売】
価格:7,480円(本体6,800円+税)
【2019年04月発売】
[BOOKデータベースより]
16世紀から18世紀にかけてのイエズス会士による中国思想情報は、近代ヨーロッパ理性の形成においてきわめて大きな役割をはたしていた。本書では、ルイ14世の後押しをうけた宣教師クプレ、人文主義者ノエルによる儒教文献のラテン語訳を、中国語原典と丹念に照らし合わせて実証する。実は、宋明の儒教のうちには、神の「要請」なしに理性の自律的な純粋作用が存在しうること、当時ドイツ啓蒙のリーダーであったヴォルフの理想に照応しうる理念が、先在・潜在していた。さらには彼はフリードリッヒ大王から敬意をうけ、ライプニッツとカントをつなぐ人物でもあった。中国思想に影響をうけたヴォルフの哲学は、啓蒙理性の時代の知識人に広く感染流行し、近代啓蒙のプロトタイプとなる。儒教思想のヨーロッパ受容を、厳密なテクストクリティークによって検証する労作。
第1部 クプレ『中国の哲学者孔子』の中国哲学観(『中国の哲学者孔子』「序説」について;『中国の哲学者孔子』の儒教古典解釈)
第2部 ノエル『中華帝国の六古典』の儒教倫理称揚(『中華帝国の六古典』の儒教古典解釈)
第3部 ヴォルフ―ヨーロッパ啓蒙への儒教インパクト(『中国実践哲学講演』)