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[BOOKデータベースより]
ブラックボックスの蓋を開く。語られることなく置き去りにされたものの中に、家族の本質はある。性虐待からDV、セックスレス、不妊治療、セクハラまで。カウンセリング経験をもとに、性にまつわる力関係を読みとく渾身の論考。
第1章 性虐待の背景にあるもの(娘が「かわいい」と語る父親;少女が支える家族 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 家族神話を生きる妻(神話を支える妻たち;セックスという名の深い河 ほか)
第3章 不可視化された暴力(加害者を嘲笑せよ;マジョリティであることの恐怖 ほか)
第4章 トラウマと時間(セクハラ元年、メディアの変化;トラウマと引き金 ほか)
家族の基盤にありながら、あえて真正面から対峙しなければ視野に入らないものがある。性虐待、ジェンダー、セクシュアリティ、性差別…。タブー視されがちな問題を、長年のカウンセリング経験をもとに、様々な角度から考察。力関係としての性を明るみにし、家族の今と未来を展望する。