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[BOOKデータベースより]
道元研究の第一人者による、約二十年にわたる本覚思想や十二巻本『正法眼蔵』をめぐる宗学論争の総括と、新進気鋭の研究者による、これまでの常識を覆す新たな研究の試み六篇を収録。
第1部 近代の宗学論争(本覚思想をめぐって;思想的変化をめぐって;十二巻本『正法眼蔵』をめぐって;坐禅をめぐって;入宋遍歴をめぐって;宗学論をめぐって)
[日販商品データベースより]第2部 道元禅師研究における諸問題(「『正法眼蔵』編輯論」再考―六十巻本『正法眼蔵』の位置づけについて;道元禅師における「懺悔・滅罪」考;「一箇半箇の接得」考;道元禅師の御真詠を守って;道元禅師と瑩山禅師の嗣法観―『伝光録』における代付説の受容と関連して;『正法眼蔵』再治の諸相―「大悟」巻の再治をめぐって)
本覚思想などをめぐって起きた道元研究の論争から、今後の道元研究のあり方をその第一人者と若手研究者らが論じる意欲作。