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[BOOKデータベースより]
発願序
[日販商品データベースより]経序（『大経』科文；台家『大経』梗概；円家『大経』五重玄義；五門分科；七科通釈；七科別釈；当家『大経』梗概）
章一 序品第一（巻第一）召請涅槃衆（品序；入文判釈 序品、召請涅槃衆。通序・別序）
章二 純陀品第二（巻第二）開演涅槃施（品序。弁疎密・弁徳行・釈名；入文判釈 純陀品、施常五果対此土雑衆）
章二 哀歎品第三（巻第二）開演涅槃施（品序；入文判釈 哀歎品、施勝三修対此土声聞衆。大衆請・如來答・比丘疑執・破執除疑）
日蓮聖人が晩年に身延山中で六老僧や直弟子に、法身の常住や「一切衆生悉有佛性」を説く『大般涅槃経』の真髄を講説した口決集。『法華経』を中心とする『法華玄義口決』（第一回配本、全５巻）、『法華文句口決』（第二回配本、全６巻）が日蓮教学の骨格であり、『大般涅槃経』は天台教学と日蓮教学の違い（台当違目）を明確に述べ、四箇格言（念仏無間・禅天魔・真言亡国・律国賊）の論拠とおぼしき要句を示す実践方法論。四阿口決の「開目抄・観心抄口決」など12の重要口決と、1078の「御義」を収録。日蓮聖人遺文に引用される有名譬瑜の大半の出典は『大般涅槃経』であり、譬瑜についての日蓮聖人の「御義」が興味深い。
四阿口決の「開目抄・観心抄口決」など12の口決と、1078の「御義」を収録する第三回配本（全7巻）のうち、巻一には、経序（御義一二）、序品第一（御義五四）、純陀品第二（御義三七）、
哀歎品第三（御義二六）を収録する。