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- 女は下着でつくられる
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- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2004年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784336046086
[BOOKデータベースより]
下着デザイナーとしての半生を綴りながら、下着による性の解放運動のマニフェストにもなっている傑作自伝『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』と、幼年期を回想しながら愛する人々への思い出を語る最後のエッセイ集『わたしのものよ』を収録。
わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい(夕刊紙のかけ出し記者;抵抗と希望と情熱;おい、本気か?;のら犬たちが呼んでいる ほか)
わたしのものよ(金沢編;京城編;終焉)
人生を素敵に楽しむ天才・鴨居羊子。そのみずみずしい感性に彩られたエッセイを初めて集大成する、待望のコレクション。本巻には傑作自伝「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい」と、最後のエッセイ集を収録。
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 鴨居さんのことは彼女が作った小さな人形を、あるお店のショーケースの中に見つけて以来、ずっと気になっていた。尊敬する女性編集者が教えてくれて、けれど何を勘違いしたのか、私は人形作家として鴨居さんを記憶してしまったのだ。その後、「片岡さんが好きそうだから」と言って年下の編集者がこの本を手渡してくれたことで、鴨居さんと再会する。そこで初めて、彼女は下着のデザイナーで、しかもこんなにも魅力的な文章を書く人なのか、と知って嬉しかった。周囲のことを細部まで見ているくせに、どうしてこんなに嫌みの無い、急ぎ足でない文章に仕上げることができるのか。そして、時代に流されないでものを作る人の言葉はいつも永遠に強いと感じる。
鴨居さんのことは彼女が作った小さな人形を、あるお店のショーケースの中に見つけて以来、ずっと気になっていた。尊敬する女性編集者が教えてくれて、けれど何を勘違いしたのか、私は人形作家として鴨居さんを記憶してしまったのだ。その後、「片岡さんが好きそうだから」と言って年下の編集者がこの本を手渡してくれたことで、鴨居さんと再会する。そこで初めて、彼女は下着のデザイナーで、しかもこんなにも魅力的な文章を書く人なのか、と知って嬉しかった。周囲のことを細部まで見ているくせに、どうしてこんなに嫌みの無い、急ぎ足でない文章に仕上げることができるのか。そして、時代に流されないでものを作る人の言葉はいつも永遠に強いと感じる。
片岡 朋子/編集長 装苑
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/11/08
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】