この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- カント入門講義
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2017年03月発売】
- ローティ
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2016年11月発売】
- 観念説の謎解き
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2006年01月発売】
- 観念論の教室
-
価格:880円(本体800円+税)
【2015年09月発売】
- バークリの『原理』を読む
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2019年06月発売】
[BOOKデータベースより]
「時代の子」としてのカント。その実像とは―カントの超越論的観念論を17〜18世紀の精神史の流れの中で捉え直し、明証必然的な理論を標榜しつつも、実は自然科学の知見を密かな基盤としていたことを明らかにする。
第1章 「独断のまどろみ」からの不可解な「覚醒」―「唯一の原理」への奇妙な道筋
第2章 ロックの反生得説とカントの胚芽生得説―カントが言うほどカントとロックは違うのか?
第3章 カントはロックとヒュームを超えられたのか?―アプリオリ化の実像
第4章 そもそも「演繹」は必要だったのか?―自身の「経験」概念の絶対化
第5章 判断とカテゴリーの恣意的な扱い―カントの隠れ自然主義
第6章 空間の観念化とその代償―議論の浅さとその不整合の意味するもの