- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 正則関数
-
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784320110779
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 数・学・探・検・共立講座 第9巻
-
価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2024年02月発売】
- 新しい高校教科書に学ぶ大人の教養 高校数学
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年12月発売】
- ルベーグ積分講義 改訂版
-
価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2023年05月発売】
- リー群のユニタリ表現論
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2022年12月発売】
- 新しい高校教科書に学ぶ大人の教養 高校・微積
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年10月発売】
[BOOKデータベースより]
第1章 複素数
[日販商品データベースより]第2章 複素関数と正則関数
第3章 双正則写像といくつかの例
第4章 コーシーの定理とコーシーの積分公式
第5章 正則関数の無限回微分可能性と正則関数列
第6章 べき級数と正則関数
第7章 正則関数の著しい諸性質
第8章 正則関数の原始関数
第9章 さらなる学習への一案内
正則関数とは,複素平面上のある領域内の全ての点において微分可能な連続関数のことであり,複素関数論に於いて非常に重要な役割を果たす関数の1つである。
本書はまず,複素数・複素平面,級数の収束といった基礎知識の復習から始める。その後,簡単な複素関数から正則関数の導入へ歩を進め,正則関数に関する様々なトピック(グリーンの公式,リュービルの定理,一致の定理,最大値の原理など)を取り上げる。
最後に発展的内容への案内を配することで,更に深い領域の学習への橋渡しにも配慮した。複素関数論に関する学習を始めるための第一歩として優れた1冊である。
なお,同じく複素関数論に於いて重要な役割をもつ関数に「有理型関数」が挙げられるが,これは同著者によるシリーズ37巻『有理型関数』で詳しく説明する。
両書を併用することで,複素関数論のより広い知識を得ることができるだろう。