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[BOOKデータベースより]
第1章 線形代数
第2章 分布と検定
第3章 単回帰
第4章 重回帰
第5章 赤池の情報量規準(QIC)と第三の分散
第6章 線形混合モデル
シミュレーション・データを使って回帰分析を中心とする様々な統計的手法を試みる書。Rプログラムを用いて統計学の基礎的な概念に関するシミュレーションを行うことで、統計学の基礎的な概念の理解を目指す1冊。
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本書はRプログラムを用いて統計学の基礎的な概念に関するシミュレーションを行うことによって統計学の基礎的な概念を理解することを目指す。たとえばある性質をもつ母集団から特定の数のサンプルを抽出した場合5%の確率である条件を満たすということが解析的に明らかになっている場合その母集団からサンプルを取り出す作業を1000回行うシミュレーションを実行し1000回の内50回に近い回数だけある条件が満たされることを確認する。こうしたシミュレーションを手元のパソコンで実行することによって当該の概念を鮮明に把握し自信をもってそれを利用することができるようになりさらにはその概念の利用範囲にまで思い至ることが可能になる。こうしたシミュレーションは解析的な理論や証明に替わるものではないけれども数式の意味を抽象的に理解するだけではなくその実用上の意義を習得するうえで大きな役割を果たす。