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シリーズ・バイオサイエンスの新世紀 第7巻
共立出版 吉田賢右 茂木立志
点
膜エネルギー装置の研究は、原子レベルでの反応機構の解明のみならず作動機構に基づいた疾病の制圧など、今後も目が離すことができない興味深い分野である。本書では、そのトピックスを紹介した。
第1章 膜エネルギー装置の研究の展開―過去から未来へ第2章 細胞呼吸の膜エネルギー装置―起源と分子進化第3章 細胞呼吸の膜エネルギー装置―結晶構造から見た作動機構第4章 呼吸系の環境適応―寄生に伴う大胆な再編成第5章 嫌気呼吸系の膜エネルギー装置第6章 ATP合成の回転モーター―ATP合成酵素第7章 液胞型ATPase―細胞の中に酸のプールを作るポンプ第8章 P型ATPaseのイオン輸送第9章 ABCタンパク質―細胞のATPエンジン(その1)第10章 AAA ATPase―細胞のATPエンジン(その2)第11章 ヒトの膜エネルギー装置―生理と病理第12章 光合成のエネルギー変換と進化第13章 植物固有の膜輸送装置―水、イオン、溶質輸送第14章 べん毛モーター―細菌の高速タービン第15章 バクテリオロドプシン―地上最小のイオンポンプ
生物の活動と増殖は、細胞のさまざまな膜系で営まれているエネルギー変換によって支えられている。太陽の光エネルギーは光合成によって酸化還元によって容易に取り出せる化学エネルギーとして生物界に固定され、 ATPの化学エネルギーや生体膜を隔てたイオンの電気化学的勾配というポテンシャルエネルギーを介して、広く生物に利用されている。膜エネルギー装置は、多くの場合、膜タンパク質複合体であるが、機能ドメインに着目すると既存の酵素・タンパク質の分子共生によって進化し、また、部分的な構造改変によって多様な生理機能を発揮できるように分化してきたことがわかってきた。本書は、このユニークなタンパク機能を発揮する代表的な分子装置に焦点を当て、最新の結晶構造解析の成果を踏まえて、各分野の第一線の研究者が膜エネルギー装置の生理的な役割と分子機能を平易に紹介する。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
膜エネルギー装置の研究は、原子レベルでの反応機構の解明のみならず作動機構に基づいた疾病の制圧など、今後も目が離すことができない興味深い分野である。本書では、そのトピックスを紹介した。
第1章 膜エネルギー装置の研究の展開―過去から未来へ
[日販商品データベースより]第2章 細胞呼吸の膜エネルギー装置―起源と分子進化
第3章 細胞呼吸の膜エネルギー装置―結晶構造から見た作動機構
第4章 呼吸系の環境適応―寄生に伴う大胆な再編成
第5章 嫌気呼吸系の膜エネルギー装置
第6章 ATP合成の回転モーター―ATP合成酵素
第7章 液胞型ATPase―細胞の中に酸のプールを作るポンプ
第8章 P型ATPaseのイオン輸送
第9章 ABCタンパク質―細胞のATPエンジン(その1)
第10章 AAA ATPase―細胞のATPエンジン(その2)
第11章 ヒトの膜エネルギー装置―生理と病理
第12章 光合成のエネルギー変換と進化
第13章 植物固有の膜輸送装置―水、イオン、溶質輸送
第14章 べん毛モーター―細菌の高速タービン
第15章 バクテリオロドプシン―地上最小のイオンポンプ
生物の活動と増殖は、細胞のさまざまな膜系で営まれているエネルギー変換によって支えられている。太陽の光エネルギーは光合成によって酸化還元によって容易に取り出せる化学エネルギーとして生物界に固定され、 ATPの化学エネルギーや生体膜を隔てたイオンの電気化学的勾配というポテンシャルエネルギーを介して、広く生物に利用されている。膜エネルギー装置は、多くの場合、膜タンパク質複合体であるが、機能ドメインに着目すると既存の酵素・タンパク質の分子共生によって進化し、また、部分的な構造改変によって多様な生理機能を発揮できるように分化してきたことがわかってきた。
本書は、このユニークなタンパク機能を発揮する代表的な分子装置に焦点を当て、最新の結晶構造解析の成果を踏まえて、各分野の第一線の研究者が膜エネルギー装置の生理的な役割と分子機能を平易に紹介する。