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- 有機系光記録材料の化学
-
色素化学と光ディスク
化学の要点シリーズ 8
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2013年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784320044135
[BOOKデータベースより]
第1章 はじめに
第2章 有機系光記録材料のあけぼの
第3章 日本発の発明:CD‐R
第4章 DVD‐Rへ発展
第5章 三次元用光記録材料の化学
第6章 情報爆発社会へ向けて
「企業研究者が製品化する際、サイエンスをテクノロジーとしてどう使っているか」という企業人の視点で、商品開発のリアリティーを意識して執筆。色素化学と光ディスクに関する要点を記した道しるべとなる1冊。
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化学企業で36年研究開発に携わった著者が語る商品開発現場のリアリティー。未来を担う企業研究者に贈る「道しるべ」となる1冊。 著者は化学企業の研究所で約36年間染料や色素の研究開発にかかわってきました。その後半期に「有機系光記録材料」の研究開発を行いCD-RやDVD-Rなど色素系光ディスクの事業化を行いました。本書は企業研究者が「製品化する際サイエンスをテクノロジーとしてどう使っているか?それらのギャップをどう埋めていったか?」という視点で商品開発のリアリティーを意識して執筆したので通常の教科書とはかなり異なったものになっていると思います。
企業研究者の生きがいは「化学構造の知識を駆使して新機能材料を設計しモノづくりができること」「商品を出せる喜び」「新しい事業を創れること」にあると思います。本書のような光記録材料のケースであれば自分が創った光ディスクがたとえば秋葉原の電気街の店頭に並んでいるのを見ることができます。企業では短期間に商品開発するために人・物・金を投入して商品化目標に向かってさまざまな専門家が結集してチームで仕事します。本書は企業の新入社員の入門書に近いものを意識して「何が大切かなぜこの道を通ったかどういう考え方で材料を設計したか」等々“道しるべ”になるものを目指しました。
また各章に挿入したコラムは企業において研究開発にかかわった方々にお願いしました。研究開発の考え方や指針など貴重な技術的視点から素晴らしいメッセージが込められており大変参考になります。ぜひ本書を手にとって見ていただきたい。 第1章はじめに
第2章有機系光記録材料のあけぼの
第3章日本発の発明:CD-R
第4章DVD-Rへ発展
第5章三次元用光記録材料の化学
第6章情報爆発社会へ向けて