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- 生物学と医学のための物理学
-
Physics in biology and medicine.4th ed.
- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2015年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784320035942
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【2022年09月発売】
[BOOKデータベースより]
生命科学のうち、特に医学、生理学、看護学などの応用健康科学の分野で用いられる物理学の項目を網羅。また、MRI、コンピュータ断層撮影、人工内耳などの医療機器や技術をわかりやすく説明している。基礎物理学を概説し、生命システムとの関連を解説するコンパクトな入門書である。定量的解析が可能な生物システムについて考察し、生命科学がいかに物理的・工学的解析手法の知識の助けを借りて進歩してきたかを解説している。
静的な力
[日販商品データベースより]摩擦
並進運動
角運動
材料の弾性と強度
昆虫の飛行
流体
流体の運動
熱と分子運動論
熱力学
熱と生命
波と音
電気
電気技術
光学
原子物理学
核物理学
生物学と医学分野におけるナノテクノロジー
" 生物の現象や機能は,つきつめるとすべて物理学の法則に従っている。肘にかかる力は固体力学で,血流の乱流は流体力学で,神経の活動は電磁気学で説明され,個体から細胞,分子レベルまで物理法則が支配している。本書は,主に,細胞,組織,個体というマクロな生物現象の理解に必須の物理学が分かりやすくまとめられている。分子レベルの研究が中心を占める日本では類書は少なく,学生から研究者まで広く推薦できる。
本書は,基本的な物理法則で章立てし,各章では,まずその物理法則を予備知識なしに理解できるように書かれており,続いてその法則がどのように生物学や医学に応用できるのかという具体例が示されている。多くの例が挙げられており,しかも定量的な考察が多いため,実感としてとらえやすい。例えば,直径2cmの動脈では血流速度が38cm/秒を越すと,乱流が発生する仕組みが解説されている。人体の主要器官についての解説はもちろん,昆虫の飛翔など幅広い話題が取り上げられており,楽しく読み進むことができる。
原書は初版以来好評を博して版を重ねてきた。本書は最新の知見が追加された2013出版の(第4版)の訳書である。各章末には演習問題がついており,学部生,院生の講義用・自習用にも最適である。(原著名:Physics in Biology and Medicine, Fourth Edition/発行元:Academic Press 発行年2012.12)"