[BOOKデータベースより]
各分野のプロ3人によるQ&A。権利や倫理や技術の問題を整理してみませんか?
1 画像生成AIと著作権の基本(画像生成AIってなんですか?;作者に無断でAIにイラストを学習させるのは違法ではありませんか? ほか)
2 生成モデルと著作権(画像生成AIは、なぜ二〇二二年から突然実用化され一般化したのですか?;生成モデルってなんですか? ほか)
3 学習データをめぐる問題(人間の創作物をいっさい学習させずに画像生成AIを作ることはできますか?;許諾のとれたイラストだけを学習させればいいのに、なぜそうしないのですか? ほか)
4 生成AIをめぐるトラブルと対処法(AIにイラストを学習されたくありません。いまできる現実的な対策を教えてください。;画像生成AIの使用により権利を侵害されたと感じたときの相談先を教えてください。 ほか)
5 画像生成AIの課題と未来(人間のイラストとAI生成画像とのあいだには、どのような違いがあると思いますか?;AIを試してみたいイラストレーターは、どんなことに気をつけて始めてみたらよいでしょうか? ほか)
補論 著作権法の基本
画像生成AIと著作権について、イラストレーター・弁護士・エンジニアの3人と一緒に考えよう
画像生成AIの急速な一般化に伴い、画像生成AIの学習データや出力されたイラストに関して、法的・倫理的な議論が行われています。本書は、イラストレーター・弁護士・AI開発者というそれぞれ異なる立場の3名が、AIイラスト周辺の権利や倫理について論じるものです。
画像生成AIと権利をめぐる議論には、著作権法を中心とした法律の知識と、生成系モデルを中心とした機械学習の知識、さらにイラスト制作の技術や当該分野における慣習などのクリエイティブ業界の知識という異なる3分野の知見が必要となります。また、新技術として社会実装されるためには、「適法か否か」という論点だけでなく、「倫理的に正しいといえるのか」「ビジネスとして成立しうるのか」など、複数の視点からの問題提起が必要となります。
本書では、3分野における基礎知識を説明しながら、画像生成AIの課題と可能性を指摘していきます。画像生成AIの学習データや出力に対して疑問をもっている方や、逆に画像生成AIを利用しており商用利用も考えている方など、立場問わず生成AIに関心のある方を広く読者対象として想定しています。
<本書のポイント>
・立場の異なる3人のプロが、55の質問に対して対談形式で回答します
・画像生成AIをめぐる問題を広く取り上げ、法だけでなく倫理やビジネスなど複数の側面から議論します
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