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- それでも、日本人は「戦争」を選んだ
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- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2009年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784255004853
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4.7)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
戦争になぜつっぱしったかを分析した本。明治の知識階級、政治家はきちんと戦略を持って政治をやっていたらしい。大衆が選挙権を持つようになってから衆愚政治が始まったように見える。選挙民が国のことを考えていた時代が、選挙権を拡大するに従い浅薄な考えが跋扈するような時代になり、最終的に扇動されて戦争になだれ込むことになった。情報に振り回される大衆の言うことに阿ていては政治は務まらないことを政治家は認識すべき。また、目先の話で大衆を扇動して国、ひいては国民を結果的に危険に陥らせる政治家を国民はきちんと識別すべき(自分の手で調べ、自分の頭で考えよう。自分の情報調査には限界があることを認識しよう)。みんな(特に若い世代)に読んでほしい本。(ふゆくん/男性/50代)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
安倍内閣になって、なんだかきな臭くなってきたので、このへんでこういう本を読む必要があるのではないかと思って。(Aruma/女性/60代以上)
- 積読家
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内容もさることながら・・・
時代小説や歴史小説は好きでたまに読みますが、タイトルに惹かれて珍しく歴史書を手にしました。内容は高校生への講義を平易な文章でまとめたもので、かつての日本が日清戦争から太平洋戦争まで突き進んでいく様を考察しています。文章は比較的平易ながら内容は歯応え充分。自分がいかに日本やその周辺の歴史事情に疎いかを痛感させられました。しかし、講義を受けている中高生の知識や歴史認識には恐れ入ります。私立の超進学校の生徒たちゆえ尤もと思えなくもないのですが、このようなインテリジェンスをきちんと持った若い人たちがいることを頼もしく思いました。
[BOOKデータベースより]
普通のよき日本人が、世界最高の頭脳たちが、「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか?高校生に語る―日本近現代史の最前線。
序章 日本近現代史を考える
[日販商品データベースより]1章 日清戦争―「侵略・被侵略」では見えてこないもの
2章 日露戦争―朝鮮か満州か、それが問題
3章 第一次世界大戦―日本が抱いた主観的な挫折
4章 満州事変と日中戦争―日本切腹、中国介錯論
5章 太平洋戦争―戦死者の死に場所を教えられなかった国
普通のよき日本人、世界最高の頭脳たちが「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか。日清戦争から太平洋戦争まで、戦争の根源的な特徴、戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を解説。日本近現代史の最前線。〈受賞情報〉小林秀雄賞(第9回)