- はいけい女王様、弟を助けてください
-
Two weeks with the Queen.
- 価格
- 1,485円(本体1,350円+税)
- 発行年月
- 1998年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784198608293
[BOOKデータベースより]
弟のルークの病気はもう治らないと聞かされたコリン。オーストラリアのシドニーの大病院でも治せないなら、世界一の名医に頼むしかない。でも、世界一の名医を知っているのは…そうだ!?弟の入院中、ひとり、イギリスの親戚の家にあずけられることになったコリンは、弟を助けてもらおうと、バッキンガム宮殿に住むイギリスの女王様に手紙を書く。だがたまたま、ケガをして恋人のお見舞いに行けなくなってしまったテッドに協力しているうちに、コリンは弟ルークにとってなにが一番大切なのかに気づき…。不治の病というテーマを、ユーモアあふれる文章で描き出した、心を打つ作品。小学校中・高学年から。
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きょうだいのいる人ならだれでも一度は
「自分よりきょうだいの方が親に可愛がられている。不公平だ」と思ったことがあるはず。
この本の主人公コリンも弟のルークばかり両親に優遇されている(気がする)ことを不満に思っていました。
ところがある日、ルークは突然倒れ、そのまま救急病院に搬送されてしまいます。しかも、不治のガンに侵されていてそう長くはもたないことが判明します。
そのことが分かると、コリンは憎らしくも大切な弟を助けるため、ひとり大奮闘します。
その一つが『女王様に弟を助けてもらうよう、お願いすること』。
行為そのものは、大人が見たらただのイタズラにしか見えなくて、コリンは自分にできることを一生懸命考えて行動に移していきます。
この行動力と想像力〈計画を立てる力〉は半端ないです。お兄ちゃんパワーだなと思いました。
この作品は母国オーストラリアではお芝居になり、ロングランを重ねているそうです。
物語にはガンだけでなく、エイズ〈後天性免疫不全症候群〉という病気も取り上げていました。
物語はコリンの目線で進行していくので、読み手の子どもたちにも十分理解できる言葉で書かれています。
展開的には少々早いかな?とも思いますが、ページ数も少ないので本が苦手な子でも比較的読みやすい量だと思います。
読み終わった時、大人でも
難病といわれている病気に愛する家族や恋人がかかった時、自分ならどうするだろう?
コリンやテッドのように最後まで向き合って傍にいてあげることができるだろうか?
と、考えてしまいました。読み手の子どもたちにもいい意味で「難病」や「身近な人の死」と向き合う切っ掛けになれる作品ではないでしょうか?(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子19歳、女の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】