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[BOOKデータベースより]
著者は少年時代に、もし読書ノートをつくるなら表紙に「本を噛む」と書きたいと思ったそうだ。どんな作家にも呑み込まれないぞ、いやそれどころかその本を自分の歯で噛みしだいてやるのだ、という気負いがあったためという。優れた読み手との評判を得た連載書評と、井上ひさし、田辺聖子、向田邦子等の作家論を収録。
職人衆の仕事―作家(唐十郎;三島由紀夫;阿部昭;T.カポーティ;P.R.ロスワイラー;井上ひさし;山本周五郎;田辺聖子;5人の時代作家;E.ヘミングウェイ;向田邦子)
ペーパーナイフ―書物(無造作であることの新鮮さ;砂漠の青春;斬る、掬う;パニックの方法;壮大な空騒ぎ;語り口の自在さ;虚しいゲーム;死者の成熟;偶然の連鎖;異国を語ることの難しさ;ハードボイルドとしての「坊っちゃん」;夢の人)