ゲスト さん (ログイン)
お取り扱い商材の変更について
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
文春新書 1177
文藝春秋 蒲池明弘
点
邪馬台国とヤマト王権。ふたつの古代国家は、朱の採掘と輸出によって繁栄した「朱の王国」だった―邪馬台国論争、古事記・日本書紀に記された神話と歴史、巨大古墳の造営バブル、大仏造立など数々の謎に関する新解釈が「朱の視点」によって浮かび上がる!
序章 奈良と九州―太古の火山と朱の鉱床群第1章 邪馬台国―「朱の王国」のはじまり第2章 神武天皇と神功皇后―古代産業の記憶第3章 前方後円墳と朱のバブル第4章 奈良時代―「朱の王国」の黄昏第5章 伊勢―なぜ、そこに国家的な神社があるのか
古代日本は朱の輸出で繁栄した「朱の王国」だった。「朱」という視点で日本の神話と古代史を読みなおすと、目からウロコが!長年、続く邪馬台国論争に一石を投じる画期的な論考の誕生。日の丸、神社の鳥居や社殿、漆器、朱肉……と日本には朱色があふれており、この国のシンボルカラーといってもいいだろう。朱の成分は火山地帯で産出される硫化水銀。火山国の日本では赤みをおびた石や砂として全国のいたるところで採掘できた。朱は顔料・塗料として、防腐剤・防虫剤として、さらには不老不死をねがう薬品に欠かせない水銀の原料として、大変な価値をもっており、古代日本の重要な輸出品だった。朱の産地が集積しているのは九州・奈良・伊勢。そして神話、古代史には、これらの地が、いくどとなく登場する。・なぜ神武天皇は九州南部から近畿(奈良)へ向かったのか。・なぜ世界的にも巨大な墳墓(古墳)が奈良周辺で多く造られたのか。・邪馬台国の候補地は、なぜ奈良と九州が有力なのか。・なぜ八幡宮の総本社は大分県宇佐市にあるのか。・なぜ伊勢に国家的な神社が鎮座しているのか。・なぜ奈良・東大寺の「お水取り」は火祭りなのか。こうした疑問も「朱」を補助線にすると、定説とは異なる解が浮かび上がる。半世紀もの間、埋もれていた仮説を手がかりに、日本の古代を探る。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
蒲池明弘
価格:1,012円(本体920円+税)
【2017年03月発売】
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
邪馬台国とヤマト王権。ふたつの古代国家は、朱の採掘と輸出によって繁栄した「朱の王国」だった―邪馬台国論争、古事記・日本書紀に記された神話と歴史、巨大古墳の造営バブル、大仏造立など数々の謎に関する新解釈が「朱の視点」によって浮かび上がる!
序章 奈良と九州―太古の火山と朱の鉱床群
[日販商品データベースより]第1章 邪馬台国―「朱の王国」のはじまり
第2章 神武天皇と神功皇后―古代産業の記憶
第3章 前方後円墳と朱のバブル
第4章 奈良時代―「朱の王国」の黄昏
第5章 伊勢―なぜ、そこに国家的な神社があるのか
古代日本は朱の輸出で繁栄した「朱の王国」だった。
「朱」という視点で日本の神話と古代史を読みなおすと、目からウロコが!
長年、続く邪馬台国論争に一石を投じる画期的な論考の誕生。
日の丸、神社の鳥居や社殿、漆器、朱肉……と日本には朱色があふれており、この国のシンボルカラーといってもいいだろう。
朱の成分は火山地帯で産出される硫化水銀。火山国の日本では赤みをおびた石や砂として全国のいたるところで採掘できた。
朱は顔料・塗料として、防腐剤・防虫剤として、さらには不老不死をねがう薬品に欠かせない水銀の原料として、大変な価値をもっており、古代日本の重要な輸出品だった。
朱の産地が集積しているのは九州・奈良・伊勢。
そして神話、古代史には、これらの地が、いくどとなく登場する。
・なぜ神武天皇は九州南部から近畿(奈良)へ向かったのか。
・なぜ世界的にも巨大な墳墓(古墳)が奈良周辺で多く造られたのか。
・邪馬台国の候補地は、なぜ奈良と九州が有力なのか。
・なぜ八幡宮の総本社は大分県宇佐市にあるのか。
・なぜ伊勢に国家的な神社が鎮座しているのか。
・なぜ奈良・東大寺の「お水取り」は火祭りなのか。
こうした疑問も「朱」を補助線にすると、定説とは異なる解が浮かび上がる。
半世紀もの間、埋もれていた仮説を手がかりに、日本の古代を探る。