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[BOOKデータベースより]
お世辞にも清潔とはいえぬ姿に敵意むきだしの目。シーラは6歳にして傷害事件を起こし、トリイの特殊教室に送られてきた。決してしゃべろうとせず泣きもしない。ときに怒り狂い金切り声をあげ大暴れする。だが実は、ずばぬけた知能の持ち主で、心身に深い傷を負っていた…。暴力、貧困、虐待に蝕まれた少女が堅く閉ざした心をおそるおそる開き、一人の献身的な教師と深い信頼の絆で結ばれてゆく姿を描いた感動のノンフィクション。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめSF作品」レビューコメント
アメリカの児童心理学者のトリイ・ヘイデンという方の体験を基にしたノンフィクションです。とても感動しました。(まめパパ/男性/40代)
14歳の母から生まれ、6歳で捨てられ、父親からは虐待を受け、…、3歳の子どもを木にしばりつけて焼こうとした女の子。
とんでもない設定についていけないと思ったら、本当の話でした。
そんな女の子のシーラを障害児のクラスで引き受けたトリイ先生の悪戦苦闘に息をのみました。
心を閉ざしてしまった子どもとの戦いのような日々。
読み聞かせで読んだ「星の王子様」が印象的でした。
児童書ではないけれど、子どもと絵本で接する人間として、重要なことを伝えてくれる本だと思います。
トリイとシーラの別れるラストシーンには涙がこみ上げてきました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】