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- 象徴天皇制の成立
-
昭和天皇と宮中の「葛藤」
NHKブックス 1244
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140912447
[BOOKデータベースより]
一九四七年五月三日、日本国憲法施行とともに象徴天皇制が誕生した。「統治権の総攬者」から国政に関する権限を持たない「象徴君主」への転換を迫られた天皇は、自らの理想とする君主像とGHQ・日本政府が要求する象徴としての役割のギャップに苦悩しつつ、側近たちと共に抵抗を試みていった―。生前退位問題をめぐって、皇室典範および象徴天皇制の在り方が注目を集めるなか、本書は敗戦直後から占領時代に焦点をあて、天皇・宮中・政府・GHQ間の複雑な力学と激しい相克の中で象徴天皇制が成立する過程を、膨大な史料を読み解きながら描き出す。
序章 象徴天皇制とはどんな君主制形態なのか
第1章 敗戦前後の国体危機と昭和天皇
第2章 象徴天皇制への道
第3章 戦後における昭和天皇の行動原理
第4章 象徴天皇制の成立過程にみる政治葛藤―一九四八年の側近首脳更迭問題
第5章 吉田茂の復権と象徴天皇制への対応
終章 象徴天皇制のゆくえ―昭和から平成へ
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天皇陛下の「生前退位」発言によって議論が起こる今、「象徴天皇制」の成立過程を明らかにし、改めて象徴天皇の政治的機能について考察するタイムリーな一冊。敗戦直後の成立期に焦点を当て、昭和天皇の「象徴天皇制」に対する考えを明らかにし、今後の「象徴天皇制」がどう変わっていくのかを考察する。