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- 死の虫
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ツツガムシ病との闘い
中央公論新社
小林照幸
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784120048623
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[BOOKデータベースより]
日本の米どころ、新潟・秋田・山形の3県では、かつて毎年夏になると原因不明の病による死亡者が相次いだ。中には数年で、一家全滅の憂き目に遭うケースもあったという。いったい何が死をもたらしたのか。あの北里柴三郎や日本近代医学の父と言われるエルヴィン・フォン・ベルツでさえも解けなかった難問に、自らの命と名誉を懸けて挑んだ日本人医学者たちがいた。熾烈な先陣争い、研究室内での感染と落命、学名命名論争…。誰が最初に病原体の正体をつかむのか。治療法はあるのか。日本医学の金字塔となったツツガムシ病解明をめぐる人間ドラマを描いた本格ノンフィクション!
第1章 明治時代―新潟県、秋田県の謎の熱病(死の匂い;助べえ虫、エロダニ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 大正時代―謎の熱病は山形県にも(新開病;北里柴三郎と福沢諭吉と大隈重信 ほか)
第3章 昭和時代 戦前―病原体は新発見の微生物(ウサギによる累代培養とサル問題;研究室内での感染と殉職 ほか)
第4章 昭和時代 戦後―治療薬の発見と日本各地の有毒地(新たな有毒地;インパール作戦とツツガムシ病 ほか)
第5章 平成時代―科学と感染症(早期診断法の確立;有毒の家系と無毒の家系 ほか)
明治・大正・戦前に、毎夏多くの犠牲者を出した正体不明の病。北里柴三郎も解明できなかった難問に、命と名誉を懸けて挑んだ日本人医学者たちがいた。ツツガムシ病解明の人間ドラマを描いた、本格ノンフィクション。