[BOOKデータベースより]
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。
第1章 近代的合理精神の限界
第2章 「論理」だけでは世界が破綻する
第3章 自由、平等、民主主義を疑う
第4章 「情緒」と「形」の国、日本
第5章 「武士道精神」の復活を
第6章 なぜ「情緒と形」が大事なのか
第7章 国家の品格
戦後日本人は我が国古来の「情緒と形」を忘れ、欧米の「論理と合理」に身を売ってしまった。今必要なのは、英語よりも漢字、民主主義よりも武士道である。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。
近頃抱いていた何となく釈然としない思いが、すとんと解決。「日本」を考え直してみませんか?