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[BOOKデータベースより]
執筆16年に亘る大長篇を完成させ、酒場では文字通り煙たがられ、海の基地で真剣を振り回し、メキシコでビールをラッコ飲みして、また新たなる長篇小説に挑む―現代の文豪の日常は、作品以上に豪快で熱い。次々に繰り出される至言の連続に中毒読者続出。人生の滋味、エッセイの醍醐味をあじわい尽くす一冊!
第1部 雪の荒れ地へ(知らない土地に迷いこむまで歩こう;また君との散歩からはじめるか ほか)
[日販商品データベースより]第2部 芽吹きの丘が(躰が喜んでいるんだよ;鮫などいらない釣りの日 ほか)
第3部 緑なす原野で(なんでも受け入れようと思った;雲のように生きたいと思った ほか)
第4部 燃える稜線にむかい(空とビールが一緒に飲めるぞ;いつか喚いている自分に気づく ほか)
ほんとうに生きるとは、前に進むことだ。熱き魂の伝道師による「人生の羅針盤」! 迷っている間、人はほんとうに生きてはいない。迷うのは、ひと時でいい。生きている時間には、かぎりがあるのだから――長い小説を書き終えた作家に訪れたのは、次の物語をはじめることへの不安、そして思いなやむ自分との決別だった。ページから溢れ出す至言の数々にKO必至。人生の滋味、エッセイの醍醐味をあじわい尽くす一冊!